30代で仕事を辞めてしまった人には、Webライターという生き方もおすすめです。
当然、向き不向きはありますが、私の実体験をもとにWebライターの解説をしていきます。
今回の記事はざっくりまとめるとこんな内容です。
- 30代で退職を考えている人にはWebライターがおすすめ
- Webライターになるメリット
- Webライターに向いてる人
- 30代で退職しちゃっても何とかなるよ
30代で退職に不安を感じている人にWebライターがおすすめな理由
その気持ちは非常にわかります。
私も30代前半で、人間関係をこじらせて勤めていた会社を辞めてしまったからです。さらに仕事をしていたときに離婚をして精神が病んでいました。次の仕事先も見つけていない、貯金もほぼない、ほぼノースキル人間というオマケ付きで笑えません。
時には周囲に冷ややかな目で見られ、心ないことを言われたりします。
と言いながらもその言葉を結構重く受け止めていて、確かにこのままだとダメだっていうのは自分が良く分かってるんですよね。
そんな私でも、文字を書くのは好きだったんです。
そんな30代で退職して不安なあなたにおすすめなのは、私が今ばりばり頑張っているWebライターというお仕事です。なぜ30代で退職して不安な人に、Webライターへの転身がおすすめなのかというメリットと向いている人をご紹介します。
Webライターに転身することのメリット
Webライターに転身することのメリットは、大きく4つあります。
- ほぼノースキルから参入できる
- 人間関係での不安が少ない
- アルバイトよりも再現性が高い
- 実績を作れば正社員に戻ることもできる
ほぼノースキルから参入できる
自分で何か始めたい！どんなものがあるだろうと考えたときに
- Webデザイナー
- プログラマー
- イラストレーター
- カメラマン
- コンサルタント
- ネットショップ
- Webライター
など職種は挙げればキリがありませんが、プログラマーやWebデザイナーは専門知識が必要で、スクールに通わないといけません。30代であっても頑張れば独学で習得できますが、やはり仕事をもらえるようになるまで多大な時間を費やすことになるでしょう。
また、イラストレーターやカメラマンなどはそれまでやってきたスキルや経験が活きる仕事で初心者は当然ハードルが高いですし、ネットショップなどは初期投資が必要です。
一方でWebライターはノースキル、初期投資ゼロ円でも始められます。初心者が参入しやすい職種なので、私のように突出したスキルがない人にもおすすめです。
何より書けばそのまま収入になるという即金性があるため、退職後の精神的な不安からも手っ取り早く開放されますね。
人間関係での不安が少ない
人間関係で退職を考えている人は、Webライターは働きやすい仕事と言えます。基本的に個人でコツコツとやっていく仕事なので上下関係はありませんし、クライアントとのやり取りはメールやチャットワークがほとんどなのでストレスが少ないです。
顔色をうかがって飲み会に行ったり遊びに行ったりして気疲れするという心配もありません。
実際に私も1年間Webライターをやってみましたが、人間関係はほぼノーストレスで仕事できます。自分の好きな人とだけ遊びに行ったり飲みに行ったりできるのはメリットですね。
収入に上限がない
頑張り次第では、正社員以上に稼げる可能性を秘めています。手を動かした分だけ収入が増えていくのがWebライターです。
文字単価が高いものや早く書き上げられる仕事を取りまくれば、早い人だと半年ほどで月収20万～30万はキープできます。後半で紹介しますが、中には年収700万円以上稼ぐWebライターさんもいます。
とは言え、Webライターは即金性がありますが大金は稼げません。始めてすぐは良くても5万円ぐらいだと思います。私がWebライターになった初月の収入は、7,000円でした。完全にワーキングプアです。
という人がいるでしょう。しかしアルバイトは給与が頭打ちでスキルアップも難しいため、やればやるほど実力がついていくWebライターのほう圧倒的に可能性があります。
私はあいた時間に本を読んでライティングやSEOを勉強しながら、徐々に仕事で実績を作り、今では文字単価1.5円以上の案件を継続してもらえるようになり、今では10万～15万円を推移しています。次の目標は2.0円で20万円を超えることです！
どんな仕事でも継続と努力は必要ですからね。
実績を作れば正社員でも活躍できる
何もせずに空白期間ができるというのは30代の人が退職して不安になる要素の一つ。しかし、空白期間にでもWebライターとして実際にお金を稼いでいればそれは立派な実績となって正社員で活躍したりフリーランスに転身したりできます。
実際に調べてみると正社員でWebライターの求人は結構あるんです。
「Webライターとしてこれだけの収益を出していました」「SEOやセールスライティングの知識があります」「私のブログは月間〇〇万PVです」とアピールできれば、面接でも強力なアピールにできます。
こんな人はWebライターで生活できますよ
実際1年ほどやってみて、こんな人はWebライターができます！というのを3つピックアップしました。
- 文章書くのに抵抗がない人
- 孤独が割と平気な人
- 自己管理のできる人
Webライターをおすすめしていますが、当然向き不向きがあるため自分に適性があるかどうかは判断してください。
文章が好きな人
本を読むのが好き、文章を書くのに抵抗がない人がWebライターに向いています。毎日根気よく文字と向き合う仕事なので、文章が好きでないと続かないでしょう。
「書き方がわからない」「文章の組立が苦手」という人は大丈夫です。本やセミナー、YouTubeなどで先人の知識を借りれば、後からでもどんどん知識をインプットしていけます。
あと、Webライターは読者の検索意図やニーズに沿って文章を書く仕事なので、自分の好きなことを書きたい、個性を出したいとかいう人にもあまりおすすめしません。
孤独が割と平気な人
孤独が平気な人はWebライターとして長く働けます。
基本的にWebライターは一人でコツコツと作業することばかりなので、直接営業等がない限り誰かと顔を合わせたりすることが少ない仕事です。
と思う時期が私にもありましたけど、半年以上人と喋らない生活が続くと結構病みます。
ずっと一人で孤独が耐えられないという人は、オンラインサロンに参加したりカフェやコワーキングスペースで作業したり自分から進んで人のいる場所へ行けばある程度は解消することができるでしょう。
チームを組んで一つのことを達成するということに達成感ややりがいを感じる人にとっては、ややもの寂しさのある仕事かもしれませんね。
自己管理のできる人
一日中デスクワークなWebライターは、常に自己管理との戦いです。長時間入力を続けることで肩こりや眼精疲労に常に悩まされます。
また、在宅ワークで誰かが強制的に指示を出してくるわけではないので、意志の弱い人はモチベーションの維持が特に難しい仕事です。
睡眠もしっかりとって早起きする、運動もほどほどにする。そして仕事する時間と休む時間のメリハリをつけるなど、日ごろの自己管理が求められます。
初心者がWebライターを始めるには？
初めてライティングをするときはクラウドソーシングを活用しましょう。
クラウドソーシングとは？
クラウドソーシングとは、不特定の人や群衆を意味する「crowd（クラウド）」と、業務委託を示す「sourcing（ソーシング）」を組み合わせた造語です。
企業が自社の業務を不特定多数の人に業務委託する業務形態を指しますが、インターネットを活用している点に特徴があります。クラウドソーシングの一般的なモデルは、発注者がインターネットを介してアウトソーシングしたい業務への応募者を募り、業務者を選定・依頼するというものです。必要なときに必要な人材やスキルを気軽に調達することが可能なため、クラウドソーシングを活用する企業が増えています。
私がおすすめするのは、クラウドワークスです。
ライティング案件が多く、2021年1月現在で「ライティング・記事作成」で検索をかけると2,500件以上あります。案件が豊富なため初心者でも提案が通りやすいです。
登録は無料で30秒もかからないので、登録だけしておいてどんな仕事があるのか見るのもいいですね。
私の場合はまず最初にクラウドワークスに登録して、0.8円前後の案件をひたすら受けました。文章力やスキルがない私でも、毎日コツコツと仕事を受けていたら1.5円の案件などが受けられるようになり、2021年1月にプロクラウドワーカーの認定を受けました。
クラウドワークスは仲介手数料が取られるため、Webライターとして食べていくなら1.5円以上は欲しいところです。
さらに報酬を上げるポイントは下記のとおり。
- 単価交渉・新規受注などをして文字単価2.0円以上のライターになる
- 企業と直接契約を交わす
- ブログなどで副収入を得る
クラウドソーシングは初級～中級向けで、企業と直接契約できるようになれば上級Webライターと言えるでしょう。その分収入も上がります。
退職が不安なら副業からスタートしてもOK
Webライターは副業からでも気軽に始められます。退職が不安なら本業を続けながらWebライターをやるのもおすすめです。
実際に初月で副業で10万～20万ほど稼いで、そこから本格的に30代で専業ライターとなる人も多いです。
まずは自分がWebライターに向いているのかどうかを見極めておきましょう。無理そうだなと思えば、いつでも辞められますからね。
Webライターに興味がある人におすすめの動画3選
という疑問を持つ人に、Webライターについて詳しく解説されている男性YouTuberさんを3名ご紹介します。
マナブさん
マナブさんはビジネスYouTuberの世界で非常に知名度の高い方です。引きこもりながら個人でノウハウなどを中心に発信するビジネス系YouTuberで、現在はバンコクに移住しています。
マナブさんは、ブログやアフィリエイト、プログラミングなど多方面で活躍されているのでライティングがメインではありませんが、Webライターが必要なセールスライティングやSEOに関する知識を網羅しています。これ無料なの！？という内容の濃い情報が満載です。
SEOとは？
「Search Engine Optimization」のことで検索エンジン最適化を指します。
検索エンジンに対して、キーワード検索した際にWebページを上位に表示させるよう最適化させることです。その順位を上げるために行う対策のことをSEO対策と呼びます。
マナブさんは人を引き付けるトークが非常に上手ですね。個人で稼ぎたい、これからフリーランスになりたいという人は背中押されること間違いなしです。
たなざわさん
たなざわさんは、YouTubeやTwitterでWebライターに関する情報を発信している方です。
夫婦でフリーのWebライターとして生計を立てているというたなざわさんは、Webライターを始めて3ヵ月で月収30万円を稼いだという実績があります。
Webライターとして月収20万円を稼ぐ方法やポートフォリオの作成方法など、実際にライティングを始めてみた人が直面する悩みや疑問などを解説する動画になっています。
たなざわさんは、こちらの記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
佐藤誠一さん
佐藤誠一さんは、Webライターをする人にとって大変勉強になります。
なんとWebライターとして年収750万の実績を持つ佐藤さん、もともとは保険営業をされていたということですが、未経験でこの世界に飛び込み現在Webライターとして大活躍されています。
直接営業の仕方やSEO対策の方法など、かなり踏み込んだ内容を発信しています。こういった上級者向けの動画は他のYouTuberさんがあまり解説していないので、専業ライターとして活躍するぞ！という人にもおすすめです。
退職できずに不安な30代は、自分の心に従うべき
この記事を読んでいる人の中には、まだ頑張っていて仕事を退職することに不安を感じている30代も多いと思います。まずは自分の心に従ってください。
私が仕事を辞めたいと思って相談していた友人に言われてハッとした言葉があります。
「仕事が嫌だというのは気持ちだけど、そこで成長がないと感じるようであれば辞めたほうが良いよ」
そもそも30代なんて全然若いし、それまでプレッシャーや責任感と戦って頑張ってきたあなたが退職して次の仕事先が見つからないなんてことはないと思います。その会社でこれからまだまだ頑張れるのか、我慢して成長が止まっているのか、とにかく自分の心に従って行動しましょう。
そしてもう一つ、私が退職を考えたときに心に刺さった言葉を最後に贈ります。
辛いことを我慢して報われるほど人生甘くない
まとめ
30代の人が退職に不安を感じるならWebライターがおすすめ！という記事でした。
当然向き不向きはあるので、ちょっとやってみて「これなら続けられそうだな」とか「このままいけば収入が増やせるかも」という予測がつけば、本業として続けてみるのも全然ありです。
私は実際に、Webライターを続けながらブログや投資などで副収入をつくろうと思っています。同じ志を持った人が増えたら嬉しいです。
この記事が、少しでも退職に不安を感じる30代の方たちへの支えになれば幸いです。
