WEBライター

Webライターの直接契約!私はコレで仕事を獲得しました【体験談】

Webライターになって半年、クラウドワークス1本で稼げないので噂の直接契約で仕事したいなぁ…。

でも直接契約って契約書?請求書?やらでハードル高そうだし不安。

クラウドソーシングからWebライターを始めた人にとっては、次のステップに「クライアントとの直接契約」がありますよね。

クラウドソーシングと違ってシステム手数料がないので、まるっと自分の報酬になるのが魅力

私もクラウドワークスからWebライターを始めて1年、「直接契約の取り方かわからない」「契約書とか請求書とか難しそう」みたいなことで悩んでいました。

しかし、2021年5月にWantedlyで直接契約を結んだので、その体験談をもとに直接契約の獲得方法についてお話します。

【今回の記事をまとめるとこんな感じです】

  • 直接契約を取る方法がわかります。
  • 中でもWantedlyでの直接契約について詳しく触れます。
  • 契約書や請求書に不安のある方は参考になります。

今回は、既にランサーズやクラウドワークスを利用している初心者Webライターを前提とした記事です。

Webライターって何から始めれば良いの?

というアナタにはこちらの記事がおすすめ。

Webライターは未経験でも始められる【在宅でOKです】Webライターは未経験でも在宅ワークできるの?そんな疑問にお答えする記事です。正直言って未経験でも余裕で仕事が取れます!...

Webライターの直接契約の取り方

主に直接契約の方法は次の3つです。

  1. 求人サイトで探す
  2. 企業へ直接問い合わせをする
  3. Twitter(ツイッター)から探す

① 求人サイトで探す

クラウドソーシングのみで仕事を受けている人はつい見落としがちですが、求人サイトでWebライターの求人を探すことができます。

私が直接契約を探すときに利用した求人サイトは、「Indeed(インディード)」と「Wantedly(ウォンテッドリー)」です。

Yamagami
Yamagami
順番にご紹介しますね!

Indeed(インディード)・・・求人専門の検索エンジン。Webライターで検索をかけると業務委託契約の求人が多数。情報も随時更新される。

まずはIndeed。
Indeedは厳密には求人サイトでなく、求人情報に特化した検索エンジンです。

しかしながら、Webライターでの直接契約を探すならとっても使えます。

実際、キーワード欄に「Webライター 業務委託」を入力して検索すると200件以上ヒット(2021年7月9日時点)します。

IndeedならWebライターの仕事探しもラクラク

 

出勤を求める企業もありますが、ほとんどが「在宅OK」や「完全在宅」なのでリモート希望の人でも安心です。

事前にIndeed履歴書(プロフィール)を作成しておけば、気になる企業への応募がスグに完了するのも嬉しい限り。

Wantedly(ウォンテッドリー)・・・ベンチャー企業多めのマッチングサイト。採用担当者との距離が近く堅苦しさのないWeb面談が可能。Webライターの業務委託も多数。

続いてWantedly。
Wantedlyはビジネス系SNSの先駆け的な存在で、求人者と求職者のためのマッチングサイトです。スタートアップやベンチャー企業が多いイメージですね。

魅力は何といっても応募のしやすさ。
「話を聞きたい」を選びクリックすることで、興味を持った企業がスグに連絡をくれます。

履歴書や職務経歴書を提出することなく(たまに要提出もありますが)面談に進めるので、人柄やポテンシャルを見てくれるのが特徴です。

Yamagami
Yamagami
Wantedlyについては、のちほど実際に直接契約まで進んだ流れをご紹介しますね。

② 企業へ直接問い合わせをする

前職は営業です!

人と会ったり営業したりはめちゃくちゃ得意だぜイエーイ!

Yamagami
Yamagami
そんなアナタなら、企業へ直接営業もできます!

企業のHPに設置されている問い合わせフォームってありますよね。
そこへDMを送ってアポを取り、企業に直接訪問して営業するみたいな手法です。

Yamagami
Yamagami
要はガチの営業です。

かなり上級者向けですが、自らクライアントへ営業する直接契約のメリット。
それは何と言っても「テクニック次第で自分の言い値で仕事が取れる」ことです。

Webライターへ仕事を依頼するなんて考えたこともなかった。

一回お願いしてみようかな?

みたいなことも実際あるようです。

企業へアポをとるやり方はWebライターの佐藤誠一さんが既に経験済みです。

「企業へ直接営業してがっつり稼ぎたい!」というアナタにおすすめはこちらの動画が超役に立ちます。

佐藤誠一さんは元保険営業のWebライターさんなので、営業経験者であれば使えるノウハウを学ぶことができます。
年収700万円Webライターということで、その実力も折り紙つきです。

営業経験のあるならぜひ参考にしてみてください。

③ Twitter(ツイッター)から探す

実は、みんなが大好きなTwitterでも直接契約を探すことができます。

「#ライター募集」で検索すると幅広いジャンルでライターを募集している人が見つかります(最近ライター募集とは関係のないツイートも沢山出てきますが)。

こんな感じですね。

個人で募集されている方や企業の募集など様々あるのがわかりますね。

また、自身のTwitterアカウントで実績を公表していれば、下記のようにDM(ダイレクトメール)で直接連絡が入ることもあります。

初めまして。突然のご連絡失礼致します。以下の案件、ご興味ありませんでしょうか??

【案件詳細】
◎内容
〇〇の記事

◎仕様
WordPress
(テーマSango)

◎条件
5000字(装飾まで)
画像3枚(canvaテンプレ有り)

◎報酬
1記事5000円(税込)

◎納期
ご依頼日から1週間

Twitterを使えば応募・DMによるスカウトのどちらでも直接契約のチャンスがあります。

そのため、WebライターをするならTwitterアカウントも同時に運用するのがおすすめです。

Wantedly経由で直接契約をする手順【体験談】

それでは、私がWantedlyで実際に直接契約を取った流れをご紹介します。

  1. アカウント登録
  2. プロフィール作成
  3. 企業へ応募
  4. 面談
  5. 契約書の交わし
  6. 案件の着手
  7. 締め日には請求書

① アカウント登録

まず、アカウント登録をしましょう。

メールアドレス欄に登録したいメールアドレスを入力 > 右矢印をクリック
氏名・性別(任意)・生年月日・パスワードを入力 > 右矢印をクリック

「Wantedly help Center」より引用

Wantedlyは、メールアドレス登録のほか、Facebook、Google、Appleでも紐づけが可能です。

② プロフィール作成

アカウント登録後、プロフィールを作成しておきましょう。

Wantedlyでは、次の項目が入力できます。

  • キャッチコピー
  • 自己紹介
  • この先やってみたいこと
  • 学歴・職歴
  • スキルと特徴
  • 出版と執筆
  • 実績
  • 受賞と資格

いずれも入力は任意ですが、内容を充実させればさせるほど採用担当者の目に止まりやすいです。

ランサーズやクラウドワークスでの執筆実績があれば、企業へのPRができます。
ひとまず公開可能な分は全て掲載しておきましょう。

Yamagami
Yamagami
私の場合、クラウドワークスの実績が50に到達した段階で企業へ応募しました!

③ 求人を検索・応募

Wantedly内の「募集」から「編集・ライティング」を選択し、雇用条件は「副業」「パートタイム・契約」「フリーランス」にチェックを入れておきましょう。

Webライターの求人がズラリと出てきます。

応募したい企業があれば、クリックして詳細をチェック

 

Wantedlyでは、「こんなことやります」が業務内容にあたる項目です。

「こんなことやります」から仕事内容をチェック

Wantedlyは、企業の理念やビジョンを理解した上で応募してほしいという意図があるため、求人情報に給与や勤務形態などの詳しい記載がありません。

面談の中でお互いに話をすり合わせるスタイルをとっています。

応募(エントリー)は、「今すぐ一緒に働きたい」「まずは話を聞いてみたい」「少しだけ興味があります」の3段階から選べます。

しかしながら、私の肌感覚で申しますとどれも大差ないです。
「少しだけ興味があります」でもメッセージは来ますので、選択による影響はあまり関係ないと思われます。

そのため、応募の際は少しだけ興味があっても「今すぐ一緒に働きたい」でOKです。

④ 面談

エントリーして興味を持ってもらえたら実際に企業からメッセージが来ます。

都合の良い日を伝え、面談を取り付けましょう。

LINEのような感じでメッセージが進む

 

たまに対面で本社来てくださいみたいな案件もありますが、ほとんどはZoomで面談ができます。

特に面談では、以下のことを確認しておきましょう。

  • 仕事内容について(納期、報酬、納品方法、文字数、修正の有無など)
  • 来社することはあるのかどうか
  • テストライティングの有無
  • 請求書の締め日、支払日について
  • 原稿料から源泉徴収されるのか
  • 記事は実績として公開OKか
  • その他執筆で気になること諸々

面談後、テストライティングなしでスグに採用されることもあるので、面談で気になることは全て聞いておきましょう。

⑤ 契約書の交わし

業務が始まる前にクライアントと契約書を交わします。
基本的にはライター側で契約書を用意する必要はないので安心してください。

以下の書類に目を通し、署名・押印します。

  • 業務委託基本契約書・・・業務内容や契約に関することが記載された書類
  • 新規取引先登録申請書・・・個人情報や振込先口座を記載する申請書
  • 秘密保持契約書・・・業務で取り扱う個人情報や機密情報の取り扱いに関する契約書
  • 個別契約書・・・契約期間や報酬、支払い方法等が明記された書類

書類の中で不明点があれば、業務中にトラブルが生じないように必ずクライアントへ確認を取りましょう。

⑥ 案件の着手

契約書を交わしたあとは、いよいよ案件を受けて実際に執筆を開始します。

業務の進め方は、直接契約であってもランサーズやクラウドワークスと違いはありません。
場合によっては細かいレギュレーションがあったり連絡でChatworkやSlackを使ったりすることもありますね。

納期を守って良い信頼関係を構築していきましょう。

⑦ 締め日には請求書の発行

クライアントの定める締め日までに請求書を発行して、指定の口座に振り込みしてもらうように依頼するだけです。

Yamagami
Yamagami
締め日は月末が多いですね。

郵送でなくても「PDFデータOK」なところが多いので、請求書作成ツール(詳しくは後述)などを使ってサクッと作っちゃいましょう。

直接契約で契約書とか請求書ってどうすれば良いの?

直接契約の流れはわかったけど、契約書とか請求書って難しそう…。
いざ契約!となったとき慌てそうで不安です。
Yamagami
Yamagami
よくわかります。私も最初不安でした!

次に、直接契約での契約書と請求書についてそれぞれご説明します。

直接契約の契約書

契約書はクライアントが提示する契約書を確認して署名・押印するだけ。

なので、必要以上に「契約書を準備しなくては!!」と身構えなくても大丈夫です。

とはいえ、トラブル回避、信頼関係を構築するという意味ではライター側も契約書を用意しておくほうが安全であることは間違いありません。

契約書を準備しておかないと不安だ!!

でも作り方がわからん!!

そんなアナタには、もう一度佐藤誠一さんの動画をおすすめします。

直接契約における契約書の作成方法を詳しく解説していますよ。

フリーランスの契約書には型があるので、難しく考えなくても大丈夫ですよ。

直接契約の請求書

ランサーズやクラウドワークスと違い、直接契約は請求書をクライアントへ送らなければなりません。

しかし不安になることはありません。
請求書作成ツールを使えばカンタンに作成できるからです。

請求書作成なら「Misoca(ミソカ)」が超おすすめです。

 

下記の項目を入力するだけでカンタンに請求書をPFD化して発行できます。

  • 取引先
  • 請求日
  • お支払い期限
  • 品番・品名など
Yamagami
Yamagami
Webライターさんの多くが、請求書をつくるときにこのMisocaを利用しています!

なお、請求書の作り方については、Webライターのもさこさんの記事「消費税や源泉徴収は必要?Webライターの請求書の書き方を解説」がおすすめ。

請求書に関してさらに詳しく解説されているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
Misocaを使う前にこの記事を読めば、請求書づくりに関してはもう最強です。

正社員で企業専属のWebライターもあり

フリーランスのWebライターって全部自分でしないといけないんだ…。
請求書も含めてですけど、年末調整とか難しそう。

そんなアナタの場合、正社員でWebライターを探してみるのもアリなんじゃないかなと思います。
悲しい話、フリーランスより正社員のほうが圧倒的に安定感・信頼感があることも事実ですしね…。

これまでの執筆実績があるなら正社員の道も十分にチャンスはありますよ。

おすすめはマスメディアン

 

職種を「Web編集・ライター」にして検索すれば140件ほどヒット(2021年7月9日時点)します。

ただし業務委託はほとんどないので、正社員のWebライターも考えている方向けです。(ちなみに登録無料

【まとめ】ある程度実績がつけば直接契約も全然取れます!

Webライターの直接契約の取り方や流れが理解できました!

クラウドソーシングに慣れてきたら早速挑戦してみたいと思います!

何度も言いますが、直接契約のメリットは、何と言っても報酬がそのままもらえる点です。

副業はもちろん、本業でWebライターとして生計を立てていきたいならぜひクライアントとの直接契約を目指しましょう!

Yamagami
Yamagami
それではまとめます!
  • Webライターとして稼ぐなら、いずれは直接契約で仕事をしていくほうが良い!
  • 直接契約を結ぶためには、「①求人サイトへの応募 ②直接営業 ③TwitterなどのSNS活用」がおすすめ!
  • 直接契約での契約書や請求書発行も難しくない。まずはやってみよう!

今回の記事が、Webライターとして直接契約を目指すアナタの参考になれば幸いです。