ついに店長を任された!最初は意気込むものの、もしかして私嫌われている??と悩み苦しんでいる人も多いハズ。そこで今回は、嫌われる店長の特徴と、好かれる店長とは何が違うのかについて詳しくお話していきます!
今回の記事はざっくりまとめるとこんな内容です。
- 嫌われる店長の特徴がわかります
- 好かれる店長と何が違うのかもわかります
- でも、頑張っても嫌われることはあるんですよね
私は雑貨屋で店長経験しました。嫌われているかもしれないというそのつらさ、痛いほどわかります。部下といってもパートさんは年上も多くて気をつかうし、アルバイトはモチベーションが低いしで本当に難しいですよね。
私は店長経験があるので、嫌われる店長、好かれる店長を色々見てきました。今回は嫌われる店長の特徴について見ていきましょう。
こんな店長は嫌われる!ついやってしまっていること7つ
店長として毎日頑張っているけどどうして嫌われるのだろう…考えられる要因はたくさん考えられます。
例えば、こういったことを無意識にしていないでしょうか。
- 相談を後回しにする
- スタッフに平等に扱わない
- 苦手な業務はしない
- 意見に流されやすい
- 動かない
- 全部ひとりでやろうとする
- イライラが顔に出てる
大事な相談を後回しにする
という相談に対し、
とか言ってスタッフ同士の揉め事や相談を後回しにすると、面倒を後回しにする店長だと思われて徐々に嫌われます。
問題を翌日まで引き延ばすと、スタッフの不満がどんどん膨らんでいくからです。
逆の立場で考えればわかりますが、困ったことがあったから店長を頼って相談しているのに後回しにされると信頼できなくなりますよね。
スタッフの相談もお客様のクレームと同じに扱ってください。爆発するとあとで取り返しが使いないので早めの解決がおすすめです。
もし、その日中に解決するのが難しい内容ならしっかり面談できる時間をセッティングしましょう。
スタッフを平等に扱わない
スタッフを平等に扱わない店長もすごく嫌われます。特に女性が多い店で起きることですね。
ベテランのパートさんに機嫌をうかがう一方で、アルバイトへの態度がきついというという店長についていきたいという人はいないでしょう。
「その日入っているスタッフ全員と必ず10分は話をする」「挨拶するタイミングで雑談を少し交わす」といった目標を決めておきましょう。
店長も人なので話しかけにくいスタッフもいるかもしれませんが、コミュニケーションを取るのも仕事の一つと考えて苦手な人でもしっかり話をしていかないといけません。
苦手な業務はしない
と言い自分がわからない業務を上手くかわす店長がいますが、これもスタッフからしたら不満の火種となります。
確かに店長の仕事ではないかもしれませんが、部下は店長が一通りできるものとして見ています。店長である以上、店の業務は全て把握しておいたほうが良いでしょう。
また、担当スタッフが休みでいない、すぐに対応しないといけないという場合に動ける店長のほうが頼りになりますよね。
わからないことがあれば、その業務を知っているスタッフに「この仕事はやったことなくて…教えてもらえますか?」とお願いする謙虚さも時には必要です。
意見に流されやすい
嫌われたくないと思って、誰の意見でも肯定する店長は結果的に嫌われます。
なぜなら、できると言って結局できなかったときに信用がガクンと急降下するからです。
できることはできる、できないものはできないという線引きはしっかりしておきましょう。
全員の顔色を窺っていては仕事にならないです。そこは店長らしく胸を張り自分の軸を持ちましょう。
また、指示や注意するときも
というのもあまりよろしくない発言です。これは自分の意見がない店長です。
部下の立場からすると、
と思われて尊敬されなくなります。
注意するのは誰でも疲れますが、そこは自分の言葉として責任を持って発するのが大事です。
事務作業ばかりしている
店長は事務作業も多いですが、一日中つきっきりで作業しているのは良くありませんね。
立場の違うパートさんやアルバイトからしたら、
という不信感を与えてしまいます。
とか言っていても仕方ありません。
もしその日絶対に外せない業務があるなら、「きょうは〇〇時まで〇〇という仕事をするので席を外せません」と作業する時間と何をしているのかを具体的にはっきりと伝えることが大切です。いわゆる見える化ですね。
常にコミュニケーションを取って部下を安心させておくのがポイントです。
しかし、その日は人手不足で店が忙しいという状況なら話は別です。部下に丸投げせず、いつでもヘルプに入るといった体制はつくっておきましょう。
全部ひとりでやろうとする
全部ひとりでやろうとする店長も危険です。仕事を振れずにずるずるやってしまうと、仕事がパンクしてしまい、結果的に人の管理ができない使えない店長というレッテルを貼られてしまうからです。
と言ってやってしまう店長がいますが、店長は部下をマネジメントする立場なのでやってはダメです。
やってもらう仕事があるときはビシっと指示を出さなければいけません。
イライラが顔に出てる
店長はやることが多くとにかく忙しいですが、それを顔に出してイライラしていると嫌われます。
特に業務が多いときは自分でも気づかないくらい怖い顔をしていることもあるので、一度我にかえって、そんな顔になってないか鏡などで一度確認をしてみてください。
余裕がないからといって、ため息を出す、頭を抱え込むといったイライラした様子を部下に見せるのは絶対にNGです。
そういった店長は話しかけにくい雰囲気を自分からつくってしまっているのです。
好かれる店長はこれを徹底している!
一方で、好かれる店長が徹底していること。
簡単です!先ほど紹介した嫌われてしまう行動と逆のアクションをすれば良いのです。
つまり好かれる店長は下記のことを徹底しています。
- 大事な相談を最優先で解決する
- スタッフを平等に扱う
- どんな業務も一通りできる
- 自分の意見をしっかり持つ
- 動きまわる
- 部下に必要な仕事を指示できる
- ニコニコと笑顔でいる
この7つを徹底するだけで、店長としての印象が変わると思いますよ。
なんだかできそうな気がしてきませんか?
嫌われる店長から卒業!明日からできる2つの行動
どちらも簡単にできるものなので、ぜひ実践してみてください。
- 笑顔で挨拶
- 話かけられたときは作業をやめて体を向ける
笑顔で挨拶
出勤時、机に座って事務作業をする前に、必ずスタッフひとりひとりに元気よく挨拶をしましょう。それだけで一日の印象はガラリと変わります。
え、それだけ?と当たり前のことだと思うかもしれませんが、実際にできていない店長は多いです。特に店長になりたての人は挨拶を忘れている印象があります。
挨拶をされて悪い気分になる人はいません。たとえわずかでも挨拶で良い印象がプラスされるほうがいいですよね。
話かけられたときは作業をやめて体を向ける
スタッフから声をかけられたときは、今やっている作業をとめて体を向けて耳を傾けましょう。相手は真剣に聞いてくれているんだという姿勢が伝わって、良い印象を持ってくれます。
ながらで話を聞いていると、どうしても本当に話を聞いてくれているのか不安になるからです。
特にパソコン作業中、レジを触っているときなどに忘れがちですが、まずは意識して話しかけられたら体を相手に向けるということをやってみることをおすすめします。
店長は嫌われるものだと割り切ることも大事
好かれる店長を紹介しましたが、店のリーダーである以上、多かれ少なかれ不満を持たれたり嫌われたりすることがあると割り切るマインドは持っておきましょう。
なぜなら、嫌われたといってメンタルを病んでしまう店長も多いからです。
どんなに優れた店長であっても、陰で文句を言われることは多々あります。全員に好かれて仕事をするなんてどの業界で働いている人でも難しいことなのです。
店長としてできることをやっているのなら大丈夫です。
というぐらいの軽い気持ちで乗り切りましょう。
まとめ
店長は嫌われるものだと割り切りつつも、嫌われないように努力する工夫はできます。
店長になったばかりで勝手がわからないときはスタッフさんに頼ればいいのです。仕事ができていなくても、明るく元気にコミュニケーションを取れる店長であれば必ずついてきてくれます。
今頑張っている店長さんたちの参考になれば幸いです。