大企業は安定してそうだけど、ベンチャー企業も魅力的だな…
【今回の記事をまとめるとこんな感じです】
- 大企業とベンチャーの違いがわかります。
- 転職を繰り返した体験で、大企業とベンチャーどちらが良いのかという話をご紹介します。
大企業もしくはベンチャー企業は、就活をする学生にとってどちらも魅力的な世界です。
就活を始めたけど、どちらを狙えばいいのか迷うという人はそれぞれの違いを出していけば自分に適したほうが見つかると思います。
今回は、大企業とベンチャー企業の違いを説明しながら、もし私が就活時代に戻れるとしたらどちらを選ぶかという話もしていきます。
大企業とベンチャー企業との違いは?
大企業とベンチャー企業との違いはいくつかありますが、簡潔にまとめると下記の3点です。
- 社会的信用
- 仕事の自由度
- 上下関係の距離感
これらを順に詳しく解説していきます。
① 社会的信用
社会的信用は、世間の認知度が高い大企業が恵まれています。
大企業に勤めることができれば住宅ローンをつくったりクレジットカードをつくったりするときに審査が通りやすくなるでしょう。
逆にベンチャー企業は、社会的信用が低いとまでは言えませんが、創業したばかりで業績が不安定な状態では、民間金融機関からの資金調達も上手くできないときがあります。
やはりその点でも、社会的信用という点ではネームバリューのある大企業に軍配が上がります。
② 仕事の自由度
仕事の自由度は、一般的にベンチャー企業のほうが高く動きやすいです。
個人の裁量に任されるシーンが多く、ひとりひとりのアイデアが直接業務に活かされる場面もあるからですね。
一方で大企業の場合は業員数が多いためある程度の統率をとらなければなりません。
社内規則のほかにも、企業によってはルールや伝統などの縛りがある場合もあります。
そのため、自ら考え動ける人であればベンチャー企業は自由で働きやすい環境と言えるでしょう。
逆にルールをしっかりと守り与えられた仕事をコツコツとこなせる人は大企業向きです。
③ 上下関係の距離感
大企業であれば、社長と接することができるのは役員クラスの社員である場合がほとんどです。
また、転勤や異動によって度々人間関係も変わっていきます。
ベンチャー企業の場合は、社長との距離が近くいつでも話ができる環境です。
重要な判断が必要なときにすぐ上長に報告ができるため、ベンチャー企業は良くも悪くもスピード感のある仕事ができます。
しかしながら、ベンチャー企業の場合は同じメンバーで働かないといけないため、気の合わない人がいればやりづらいと感じるでしょう。
上下関係の距離感も大企業とベンチャー企業で性質が異なりますが、その職場の人間関係によっても大きく左右されます。
大企業とベンチャー企業、就職するならどちらがいい?
結論から言いますと、大企業とベンチャー企業どちらに就職すれば良いのかは言い切れません。
なぜなら、それぞれにメリット・デメリットがあり、その人の適性によって向き不向きがあるからです。
あえて一つの基準を設けるなら、やりがいよりも安定感を求めるなら大企業、安定感よりもやりがいを求めるならベンチャー企業に就職することで、その後の人生が上手く進んでいく可能性があります。
転職を2回経験した私が就活時に戻るなら大企業にする
もし私が全ての状態をリセットして就活時に戻るとなれば、「仕事の自由度」「上下関係の距離感」のメリットが魅力的なベンチャー企業に興味を持ちますが、実際に就活をするときは大手企業を選びます。
その理由は、実際に社会に出て企業に勤めてみないとわからないたくさんあるからです。
大企業は社内の研修や教育が充実しているため、下記のようなことを働きながら学べます。
- 一般的なビジネスマナー
- ビジネス文書の書き方
- 経営の仕組み
- 効率的な仕事の仕方
- スケジュール・タスク管理
- 上司や部下との関わり方
まずは大企業で実績を積みキャリアプランが見えてきたときに、初めてベンチャー企業へ転職するという選択肢を視野に入れます。
学生が卒業して入社することの多いベンチャー企業というのは、どうしても社会人経験の浅いスタッフが多いというのが弱点です。
大企業で働き社会人として一通りのノウハウを身に着けることができれば、ベンチャー企業からも重宝されると思います。
また、大企業で勤いていれば様々な業界の人と関わっている間に、ベンチャー企業で働くときに必要な人脈をもしかしたらつくれるかもしれません。
そのため、就活時に戻るならまずは大企業に就職して本当に自分がやりたいことを模索しながら働きますね。
まとめ
自分にはどちらが合っているのか、しっかりと考えて就活に臨みます!!
学生時代から熱意や明確なビジョンを持ってるということであればベンチャー企業を目指すほうが効率が良いですし、将来成功する可能性高いのではないかとも思います。
アナタが特にやりたいことがないのであれば、大企業に勤めてしまっても大丈夫です。
私もただ仕事をするために勤めた小売店で、POPをつくっていくうちに、文章で人を惹きつける楽しさを知りWebライターとして独立しました。
そのため、私のように大企業に働きながらでも自分のやりたいことを見つけられると思います。
それではまとめます!
- 大企業とベンチャー企業の違いは、「社会的信用」「仕事の自由度」「上下関係の距離感」の3つ!
- 大企業とベンチャー企業どちらが良いのかはアナタの適正による!
- 私ならまずは大企業への就職を目指す!ビジネスマナーや経営の仕組みを学べるから。
今回の記事が、これからアナタの就職をする人の参考になれば幸いです。